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雲天の眺望

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雲天の眺望

写真にはいろんなジャンルや撮り方があって、人それぞれ趣味趣向に合わせて好き勝手に撮影を楽しむわけですが、世の中一般的にはけっこうメジャーでありつつも僕がこれまで一度もトライしたことがない分野があります。それはモノクロ。

もはや何を語るものでもないのですが、モノクロはフィルム創世記から昨今のデジタル時代にいたるまで、一貫して一つのジャンルが築かれていたりします。しかしながら僕自身はモノクロの世界にアテンションを感じつつも、実際にモノクロで撮影することはほとんどありませんでした。今でもモノクロに対しては特に興味が湧いてくることもなく当面積極的に撮影することもないのではないかと思っているのですが、そんな中で今日の写真です。

なぜ冒頭からモノクロの話をしたかというと、今日のこの写真がいかにもモノクロに見えるからです。実はこれ、モノクロ写真のように見えますが実は違うのでして、それが故に「モノクロ写真じゃないよー」と長々と前フリを書いてしまったわけです。

ようやく本題ですが、今日のこの写真はインフラレッドフィルターをつけて撮影したものです。インフラレッドとは赤外線のことでして、フィルターをつけると可視光線を遮って赤外線だけしか通さなくなります。赤外線と言えば可視光線と電波の間に位置する電磁波の名称で、目には見えない光だったりします。この赤外線だけをカメラのセンサーに記録すると、場合によっては普段僕らの目に見えない世界を見ることができたりするわけです。

そんなわけで、購入したばかりのインフラレッドフィルターを持ってテスト撮影に向かったのは三軒茶屋のキャロットタワー展望台。なんとなく空が見えていた方がよさそうな気がしたので、空が広く見える展望台に行ってみた。なのだが、今日はあいにくの曇り空。青空はほとんど見えず、太陽の直射日光も全くなし。しかも後から調べたところによるとインフラレッドで写真を撮るときは晴れた日に緑の葉を撮影するのがセオリーらしく、今日みたいに曇りの日に緑が全くない写真を撮っても全くインフラレッドっぽさは出ないらしいのです。

ということで、インフラレッド初チャレンジの今回は普通のモノクロと大して変わらない結果になってしまったわけですが、次回はもうちょっとインフラレッドっぽい写真が撮れるような被写体探しをして撮影してみようと思います。

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